雲取山 テント泊 2020/11:登山レポート ①

2020年11月中旬に東京都最高峰「雲取山」へ1泊2日テント泊で行ってきましたので、そちらのレポートとなります。
1泊2日で行ってきましたので、2回に分けてご紹介したいと思います。

コース概要

雲取山は、標高2017m東京都最高峰の山です。東京都、埼玉県、山梨県の境目に位置しており、メジャーな登山ルートとして、東京都側、埼玉県側、山梨県側それぞれのルートがあります。今回はその中でも一番定番とされている東京都側の鴨沢バス停からのピストンで行ってきました。

山梨県が出している山のグレーディングでは体力度5(1泊以上が妥当)、技術的難易度B(登山経験が必要、地図読み能力があることが望ましい)とされています。

標準的なコースタイムは登り約5時間、下り約4時間とされており、日帰りもできないことはありませんが、体力、経験に自信がある方のみ可能だと思います。

登山口までのアクセス

鴨沢バス停に東京から向かう場合、JR青梅線 奥多摩駅が最寄り駅となります。そこから30分ほどバスに乗り、登山口である鴨沢バス停に到着します。

都心からのアクセス(イメージ)
<新宿>ー(JR中央線・青梅線 約1時間30分)→<奥多摩駅>
ー(バス 約30分)→<鴨沢バス停> 

コースタイム(1日目)

チェックポイント標準コースタイム実績
①鴨沢バス停08:00
鴨沢バス停~七ツ石小屋02:30(2:30)
②七ツ石小屋10:30着-10:45発
七ツ石小屋~七つ石山00:30(00:30)
③七ツ石山11:15着-11:20発
七ツ石山~雲取山山頂01:45(01:40)
④雲取山山頂13:00着-13:30発
雲取山山頂~雲取山荘00:20(00:15)
⑤雲取山荘13:45着
合計5時間5分5時間45分
(休憩50分含む)

レポート(1日目)

① 鴨沢バス停〜七ツ石山

雲取山登山の登山口である鴨沢バス停です。写真左側がトイレとなっています。右側の階段が登山口につながっています。なお、階段を登って右側に進むと登山道の案内板があります。

注:)僕だけかも知れませんが、事前に地図を確認したところバス停の裏を左方向に登っていくようになっているので、階段登ったところの正面にある左前方に登る道に進んでしまいました。ただこちらは小学校の入り口で、登山道ではありませんので、ご注意ください。

こちらが登山道への案内です。この看板に従い、左折します。この後10分ほど登ると山道と車道の分岐があります。上がったところで合流しますのでどちらに進んでも問題ないと思います。

上記の案内板からアスファルト~山道~アスファルトと30分ほど歩くと本格的な登山道に入ります。ここから七ツ石山の山頂までは、樹林帯が続きます。

2時間程歩くと七ツ石小屋に到着し小休止することができます。小屋の前にもベンチはありますが、小屋の裏側にも休憩スペースがあり、展望も広がっているので、こちらでの休憩が、おすすめです。

七ツ石小屋から七ツ石山山頂までは、30分程度の急登ですので、覚悟が必要です。七ツ石小屋の少し先に、巻道への分岐もありますが、所要時間としては、若干巻道の方が長いので、負荷的にはどっちもどっちという印象です。ただ、七ツ石山山頂から雲取山まで連なる尾根の景色はなかなか迫力がありますので、個人的には登りは七ツ石山山頂を経由するのがおすすめです。

なお、七ツ石山山頂の標高1757mのため、鴨沢バス停の550mから既に約1250m標高を上げていることになりますので、この時点で体力的にも結構ハードな状況になると思います。

②七ツ石山〜雲取山〜雲取山荘

七ツ石山山頂からは、石尾根を淡々と進んでいくことになります。

南側は基本的にひらけているため、富士山を眺めながらの散歩道で気持ちよく歩くとこができます。

雲取山までは、所々アップダウンはあるものの、七ツ石山までの道中と比べると、平坦な道が多く、体力的には優しくなります。(とはいえ、これまでの疲労もあるので、なんともいませんが。。。)

七ツ石山山頂から2時間程あるくと雲取山山頂に到着します。なお、山頂のすぐ手前に雲取山避難小屋があります。

※山頂からの景色は、翌日朝の方がさらにスッキリしていたので、次回投稿の写真もご覧ください。

30分ほど休憩した後に雲取山荘への樹林帯の下りになります。正確な情報は調べきれなかったのですが、雲取山荘の標高は約1830mのようなので、約200mほど一気に下ると、無事雲取山荘に到着です。

次回は2日目雲取山荘~鴨沢バス停、下山後の温泉のご紹介をします。

次回の投稿はこちらです。

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