【山登り】登山レポート:仙丈ヶ岳 テント泊1泊2日 2019年7月 ②

仙丈ケ岳登山レポート②となります。前回はテント場までのご紹介でしたが、今回は実際の登頂のレポートです。

仙丈ケ岳登山の概要

仙丈ケ岳はアルプス登山の入門として挙げられることも多く、ルートは歩きやすい場所がほとんどです。ただ、時折、急な登り下りや、稜線上の簡単な岩場などあるため、注意が必要です。なお、山のグレーディングでは体力度3(日帰りが可能)、技術的難易度C(地図読み能力、ハシゴ・くさり場などを通過できる身体能力が必要)に区分されています。

コースタイム

チェックポイント標準コースタイム実績
①長衛小屋(テント場)05:00発
長衛小屋~大滝ノ頭(02:00)(01:20)
②大滝ノ頭(5合目)06:20着-06:20発
大滝ノ頭~小仙丈ケ岳(01:00)(00:40)
③小仙丈ケ岳07:00着-07:10発
小仙丈ケ岳~仙丈ケ岳山頂(01:20)(01:00)
④仙丈ケ岳山頂08:10着-08:20発
仙丈ケ岳山頂~仙丈小屋(00:15)(00:10)
⑤仙丈小屋08:30着-08:45発
仙丈小屋~大滝ノ頭(01:30)(01:15)
⑥大滝ノ頭(5合目)10:00着-10:00発
大滝ノ頭~長衛小屋(01:20)(01:10)
⑦長衛小屋(テント場)11:10着
合計7時間20分6時間10分
(休憩35分含む)

レポート

長衛小屋~仙丈ケ岳山頂(登り)

登りは朝5時頃に出発しました。大きい荷物はテントに置いていくことができるため、最低限の荷物(レインウェア、ミドルウェア、水、行動食、貴重品)のみをサブザックに詰めて、登りました。
前半(~小仙丈ケ岳)は樹林帯の登り道が続いており、歩きやすい道がほとんどではありますが、体力的に結構ハードではあると思います。

大滝ノ頭では、小仙丈ケ岳方面と馬の背方面の分岐があります。
今回は直進し、小仙丈ケ岳方面に向かいました。

大滝ノ頭(5合目)少し過ぎると一気に樹林帯を抜けて、開けてきます。急登ではありますが、景色が広がっていることもあり、サクサクと登ることができました。そこから1時間もかからないほどで、小仙丈ケ岳に到着しました。小仙丈ケ岳からは、甲斐駒ヶ岳の雄姿を見ることができます。

小仙丈ケ岳から、仙丈ケ岳の山頂までは、稜線歩きとなります。僕が行った日は、怪しい天気でしたので、時折、風が強く吹きつけるような状況でした。簡単な岩場なども少し越えながら、歩いていき1時間ほどで、仙丈ケ岳に到着しました。

仙丈ケ岳山頂のすぐ手前で、日本の標高1位(富士山)、2(北岳),3(間ノ岳)を写真に収めることができました。

仙丈ケ岳山頂~長衛小屋(下り)

下山は小仙丈ケ岳経由ではなく、仙丈小屋、馬の背経由で、大滝ノ頭に戻るルートを選択しました。
仙丈ケ岳山頂から、少し下ると仙丈小屋に到着します。仙丈小屋では200円でトイレを借りることができます。また、小屋の前にベンチが用意されていますので、少し休憩をしました。

その後、仙丈小屋から馬の背ヒュッテまではひたすら下りとなります。馬の背ヒュッテの近くに分岐があり、北沢峠に直接下るルートと、大滝ノ頭経由のルートがあります。テントを長衛小屋に置いてありますので、大滝ノ頭方面に向かいました。何カ所か渡渉する箇所がありますので、注意が必要です。下の写真のように雪がしっかりと残っている場所もありました

大滝ノ頭からは、登った道をそのまま下り登山口まで辿り着くことができます。

下山後

下山後は長衛小屋で、お昼ご飯をいただき、テントを撤収し、バス停に向かいました。
バス乗車後すぐに小雨が降りだしていたので、ほっとしました。


この時は訪れることができなかったのですが広河原~甲府駅途中のターミナルバス停である芦安駐車場の近くには温泉がありますので、立ち寄ってみるも良いと思います。
参考リンク:http://yamanashikotsu.co.jp/alps_lodge/

まとめ

以上、仙丈ケ岳の登山レポートを2回に分けてご紹介しました。アルプス入門向けにも適していますし、テント場もバス停から近く、テント泊デビューにも向いているのではないかなと思います。

コメント