トーリン7(TORIN7) アルトラ(ALTRA):ランニングシューズレビュー

アルトラのロードランニングシューズ「トーリン7」をご紹介します。

トーリン7の概要

トーリン7はアメリカのブランドアルトラによる定番のロードランニングシューズです。

ALTRA(アルトラ)はアメリカで誕生したブランドです。ALTRAは、どちらかといえばトレイルランニングに重きを置いているブランドです。

ALTRAの特徴はなんといってもゼロドロップシューズにこだわっている点です。ゼロドロップシューズとは、前足部と後足部の厚さを同じにすることにより、靴のドロップをなくしたシューズです。ゼロドロップは、通常のシューズに比べ、後足部が削られている構造となるため、ヒールストライク(踵着地)を回避することにつながるとされています。(いわゆるベアフットランニングに近い考え方です。)結果として、自然な体の動きを実現することがALTRAのブランドとしてのコンセプトのようです。

ご興味のある方は、以下公式ホームページにて詳細をご覧ください。
https://altrafootwear.jp/

ただ、自然な体の動きを得るためには、それなりの努力も必要なようで、今までドロップの大きいシューズを履いていた方への注意点も挙げられているので、併せてご覧頂けたらと思います。
https://altrafootwear.jp/basics/transition

トーリン7の特徴

厚底クッション

トーリン7はアルトラのロードランニングシューズの中では、中位に位置づけられると思いますが、それでも厚底と感じられるクッションですので脚にやさしいシューズとなっています。

ゆとりのある足形

アルトラの特徴でもありますが、比較的幅広な足形となっており、前足部は足指にゆとりがあり、後足部はぴったりフィットし、ずれにくいつくりとなっています。

そのため、長時間履いていても窮屈さを感じにくい特徴があります。

トーリン7の詳細

トーリン7は全体的に平べったいフォルムとなっています。

紺色の部分がミッドソールとなっており、厚いクッションであることがわかります。

踵側から写真となります。

ご覧の通りがっちりしたヒールカップとなっており、ランニング中の安定感を出しています。

足裏側からの写真です。

幅広なフォルムであることがわかります。
イエローの部分がアウトソールとなっており、まんべんなく設置されています。

使用してみた感想

上記のとおりしっかりとしたクッションを感じられるシューズであるため、脚への負担が軽減される感覚があります。とはいえ、反発はあまり感じられないため、スピードを出したい場面では不利なシューズとなりそうです。また、ゼロドロップの癖みたいなものはありますので、走り方によってはふくらはぎに負担を感じる場面があるため、注意が必要です。

そのため、個人的には、普段の気持ちよく走るジョギング時に一番活躍するシューズではないかと思います。

まとめ

アルトラの定番ロードランニングシューズである、トーリン7を紹介してきました。

王道ランニングシューズというわけではありませんが、心地よく走れるシューズではありますので、一度お試しいください。

過去には古いバージョンのトーリンも紹介していますので、良ければご覧ください。

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